5月1日、今年度あかつきから初めて就職者が出ましたのでお知らせいたします。
Aさんはもともと障害者雇用で働かれていましたが、
「もっと自分に合う仕事があるのでは?」「独り立ちするためにもう少しお給料が欲しい」
とのことであかつきに来られました。
あかつきの基礎実習(掃除、リネン作業、品出し、仕分け)の他にも
『障害者しごと体験事業』や『職場実習いっぽ』を積極的に利用し、準備を進めてきました。
今年2月、ある企業でAさんがやってみたい仕事(パソコンでの事務作業と軽作業)での体験実習の話をいただき、挑戦。
色々な不安や混乱もありましたが、持ち前の芯の強さで挽回。
最終的には企業から高評価をいただくことができ、就職につながりました。
利用者さんによっては緊張が強く、いわゆる採用面接だけではなかなかご本人の良さが伝わらず、
歯がゆい思いをすることが多いです。
今回のように実習をすることで、ご本人が本来の力を発揮し、
それを見てもらえる機会を持てたことは大きかったと思います。
今年度から就職された方に「あかつき卒業証書」をお渡しすることにしました。
つらくなったとき、あかつきで頑張ってきたこと、一緒に頑張った仲間たちを思い出していただけたらと思います。
卒業生のお名前を、書道家でもある、4月からあかつきに入職した職員が書きました。お見せできないのが残念。