図書館内乱という本を紹介します。この本は第一作の図書館戦争の続きで、第二作になる物語です。この物語の主人公笠原郁は、普通の可愛らしい、いい子の女の子ではありません。いい子はいい子なんですが、少し頭が悪く、少し抜けたところがあり、しかも無鉄砲で一直線な女の子なんです。でもこの女の子には非常に魅力があります。体力面も大変男勝りで、背も高くとても活発なのですが、本当は女の子らしい男性に対して揺れる心何てものも持っているちゃんとした女の子なんです。そしてまたその笠原郁が色んな事に接していく物語が始まります。

最初は笠原郁の両親を、仕事場の図書館へ招くという物語が進んでいきます。両親は図書隊で隊員として働いていることを知らず、図書館員として働いているとうそを突き、そのように図書館で演じて両親を迎えます。そしてなんとか両親を図書館で働くことに賛成させるように、うそを突き通すのです。

そして次に登場するのが、小牧という図書隊員。この男性を、検閲機関である良化隊が図書館を襲撃し連行するという物語が、始まります。そして中澤毬江という少女が登場します。この少女は小牧の幼馴染で、高校生と若いですが、小牧に恋心を抱いています。そしてこの女性は耳が悪く、難聴者ですので、小牧は本当に優しく接しているのです。そして連行された小牧の奪還作戦が発動するのですが、郁とこの少女が活躍し、小牧を助けるのです。そして小牧とこの少女の恋愛はいったいどうなるのか?ハラハラするアクションたっぷりの楽しい本ですので、お勧めします。

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